「ひふみ投信って実際どうなんですか?」
このサイトの読者から時々届く質問です。
テレビ・雑誌・SNSで名前を見かける機会が多いひふみ投信。藤野英人氏のカリスマ性もあり、知名度は高い。しかし知名度と投資対象としての評価は別の話です。
私はFIRE達成後の現在も、資産の運用を継続しています。その視点から、ひふみ投信を投資対象として正直に評価します。
結論を先に言います。長期投資を前提とした成長投資枠の選択肢として、ひふみ投信は評価できます。ただし正しく理解した上で、自分の設計に合うかどうかを判断することが重要です。
ひふみ投信の基本情報
運用会社はレオス・キャピタルワークス株式会社です。
ひふみ投信を中心としたひふみシリーズの運用残高は合計1兆円以上(2023年10月末時点)。個人投資家から非常に高い支持を集めているファンドです。
新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方に対応しています。
1,000円から購入でき、買付手数料・解約時手数料はゼロです。
評判①「運用チームへの信頼感が高い」
ひふみ投信に対する評判として最も多いのが、運用チームへの信頼感です。
藤野英人氏をはじめとする運用チームは、セミナー・YouTube・ひふみアカデミーなどを通じて積極的に情報発信しています。
毎月開催されるひふみアカデミーでは、ファンドマネージャー自らが運用状況を報告します。投資家が運用の中身を直接確認できる機会が定期的に設けられています。
これは多くのファンドにはない特徴です。顔の見える運用という言葉が、ひふみ投信を語る上でよく使われます。
長期投資において重要なのは、下落局面でも信頼して保有し続けられるかどうかです。運用チームの考え方・姿勢を理解できることが、その信頼の基盤になります。
評判②「長期実績が安定している」
ひふみ投信は「R&Iファンド大賞2023」において、投資信託10年国内株式コア部門で優秀ファンド賞を受賞しています。
10年という評価期間は重要です。1〜2年の成績は市場環境に左右されることが多い。しかし10年という長期での評価は、運用力の本質的な部分を示します。
設定来からの長期での運用実績を確認することが、ファンドを評価する際の基本です。公式サイトで最新の運用報告書を確認することをおすすめします。
評判③「資産形成応援団制度が長期投資家にメリットがある」
ひふみ投信の独自制度として、資産形成応援団があります。
対象商品を5年以上保有した顧客を対象に、信託報酬の一部を運用会社が還元します。保有期間に応じて保有口数の最大0.4%を応援金として毎年還元する制度です。
これは長期保有を続けるほど実質的なコストが下がることを意味します。
インデックスファンドの信託報酬は低いですが、一律です。ひふみ投信は信託報酬が高い分、長期保有による還元でその差を縮める設計になっています。
5年・10年・20年という長期保有を前提にした場合、この制度の意味は大きくなります。
評判④「柔軟な運用で下落時のリスクを軽減する可能性がある」
インデックスファンドは市場が暴落しても市場に連動します。市場が30%下落すれば、インデックスファンドも30%下落します。
ひふみ投信は市況が大きく下落すると判断した際に現金比率を高める運用ができます。この柔軟性が下落時のリスク軽減につながる可能性があります。
ただし重要な注意点があります。この判断は運用チームの裁量によるものです。常に完璧なタイミングで対応できるとは限りません。
インデックスファンドの確実性とアクティブファンドの柔軟性のどちらを重視するかは、個人の投資哲学によって異なります。
正直に伝えること:懸念点も含めて
評判・実績を正直に伝えるために、懸念点も含めて整理します。
信託報酬はインデックスファンドより高くなります。インデックスファンドが年率0.1%以下であるのに対し、アクティブファンドとして一定のコストがかかります。資産形成応援団制度によって長期では実質コストが下がりますが、短期では割高に感じる側面があります。
アクティブ運用であるため、運用成績は年度によって変動します。市場全体が上昇している局面でインデックスを下回ることもあります。
これらを理解した上で、自分の投資設計に合うかどうかを判断してください。
ひふみ投信の口座開設の方法
ひふみ投信への投資は、レオス・キャピタルワークスへの口座開設から始まります。
口座開設に必要なものは、メールアドレス・本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証等)・銀行口座情報です。
オンラインで手続きが完結します。本人確認書類の提出まで完了することで、口座開設が完了します。
最低投資額は1,000円からです。まず少額で始めて、ひふみ投信の運用スタイルを実際に体験してみることが、長期での付き合い方を判断する最も良い方法です。
専用アプリ「てのひらひふみ」を使えば、手元で残高確認・商品購入が手軽にできます。
口座開設後にやるべきこと
口座開設後、最初に確認することをおすすめします。
ひふみアカデミーへの参加です。毎月開催されるこのセミナーで、ファンドマネージャーから直接運用状況の報告を受けることができます。自分が投資しているファンドの運用方針を直接確認できる機会は、他のファンドにはほとんどありません。
運用報告書の確認も重要です。どの企業に投資しているか・なぜその企業に投資しているかの考え方を理解することで、長期保有への確信が生まれます。
まとめ:長期保有を前提とした成長投資枠の選択肢として評価できる
ひふみ投信の評判・実績を検証してきました。
長期実績の安定・柔軟な運用姿勢・長期保有者への応援金制度・顔の見える運用。これらはひふみ投信が長期投資家から支持される理由として納得できる要素です。
信託報酬がインデックスファンドより高い点・アクティブ運用であるため成績が変動する点は理解した上で判断することが必要です。
コアのインデックス投資を維持しながら、成長投資枠の一部でひふみ投信を試すことが、最初の合理的な一歩です。
1,000円から始められます。まず口座を開設して、少額で運用チームの投資哲学を実際に体験してみることをおすすめします。
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