新NISA成長投資枠に何を選ぶか|インデックス一択ではない理由とひふみ投信という選択肢

Stock chart indicates growth and potential profit. 新NISA完全ガイド

新NISAのつみたて投資枠は、インデックスファンド一択でいい。

このサイトでも繰り返し書いてきたことです。しかし成長投資枠については、少し違う話があります。

成長投資枠の年間240万円・生涯1,200万円という枠をすべてインデックスファンドで埋めることは合理的です。それは間違いありません。しかし成長投資枠には、インデックスファンド以外にも選択肢があります。

その中で、長期投資家として真剣に検討に値すると考えるファンドが一つあります。

ひふみ投信です。

私は基本的に個別のファンドを推奨しません。しかしひふみ投信については、その運用哲学・実績・コスト構造を精査した上で、成長投資枠の選択肢として紹介する価値があると判断しました。


なぜ成長投資枠でアクティブファンドを検討するのか

インデックス投資の基本的な考え方は「市場平均に連動すれば十分」というものです。長期では多くのアクティブファンドがインデックスに負けるというデータがあり、その考え方は正しい。

しかしすべてのアクティブファンドが同じではありません。

一部のアクティブファンドは長期で安定してインデックスを上回るリターンを出してきた実績があります。重要なのは「一部」という言葉です。その「一部」に入るかどうかを見極めることが、アクティブファンドを選ぶ際の最大の課題です。

見極めの基準として重要な要素が3つあります。

長期の実績があること。コストが過度に高くないこと。運用哲学が明確で一貫していること。

ひふみ投信は、この3つの基準を満たすファンドの一つです。


ひふみ投信とは何か

ひふみ投信は、レオス・キャピタルワークスが運用するアクティブファンドです。

カリスマファンドマネージャーとして知られる藤野英人氏が率いる運用チームが、独自の調査・分析によって国内外の成長企業を発掘して投資します。

運用残高はシリーズ合計で1兆円以上(2023年10月末時点)。個人投資家からの支持が非常に厚いファンドです。


ひふみ投信の3つの特徴

特徴① 柔軟な運用姿勢

ひふみ投信の最大の特徴の一つが、市況に応じて株式の組み入れ比率を変化させる運用姿勢です。

インデックスファンドは市場が暴落しても、市場に連動し続けます。しかしひふみ投信は、経済不安等により市況が大きく下落すると判断した際に、保有株式を一部売却して現金比率を上げることができます。

これはインデックスファンドにはできない運用です。

市場全体が下落する局面でリスクを低減しながら、回復時に割安な株式を購入することを目指す設計です。

この柔軟性がインデックスファンドとの最大の違いであり、成長投資枠でひふみ投信を検討する理由の一つです。

特徴② 成長企業への徹底した調査

ひふみ投信の運用チームは、長期的な産業トレンドを踏まえながら、定性・定量の両面から徹底的な調査・分析を行います。

大手証券会社のアナリストが注目しない中小型の成長企業を、独自の目利きで早期に発掘することが強みです。

市場に知られる前に成長企業を見つけることが、インデックスを上回るリターンの源泉になります。

特徴③ 資産形成応援団制度

長期保有者への還元制度が用意されています。

対象商品を5年以上保有した顧客を対象に、信託報酬の一部を運用会社が還元する制度です。保有期間に応じて保有口数の最大0.4%を応援金として毎年還元します。

この制度は非常に重要なポイントです。

長期保有を続けるほど、実質的なコストが下がる設計になっています。短期売買ではなく長期保有を前提にした設計が、このサイトの投資哲学と一致しています。


ひふみ投信のコスト

投資において、コストは確実に発生するリターンの減少要因です。

ひふみ投信の信託報酬は純資産総額により変動します。運用規模が大きくなるほど信託報酬率が段階的に低下する逓減型の設計です。

買付手数料・解約時手数料はゼロです。

さらに前述の資産形成応援団制度により、5年以上保有した場合は実質的なコストがさらに下がります。

インデックスファンドと比較すると信託報酬は高くなりますが、長期保有によるコスト逓減と応援金還元の仕組みは、長期投資家にとって評価できる設計です。


新NISAでのひふみ投信の使い方

ひふみ投信は新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方で購入できます。

私が考える合理的な活用方法を示します。

つみたて投資枠(月10万円)はインデックスファンドで埋めることを基本とします。これはこのサイトで一貫して伝えてきた設計です。

成長投資枠の一部にひふみ投信を組み込む設計が、検討に値する選択肢です。

成長投資枠全額をひふみ投信にする必要はありません。成長投資枠の20〜30%程度をひふみ投信に配分し、残りをインデックスファンドで補完する設計が、リスクを限定しながらアクティブ運用の可能性を組み込む方法です。

コア(インデックス)とサテライト(ひふみ投信)の組み合わせとして位置づけることが合理的です。


受賞実績と運用規模

ひふみ投信は「R&Iファンド大賞2023」において、投資信託10年国内株式コア部門で優秀ファンド賞を受賞しています。

10年という長期の評価期間での受賞は、短期的な成績ではなく長期での安定した運用力の証左です。

運用残高がシリーズ合計1兆円以上という規模は、個人投資家からの信頼の積み重ねを示しています。


ひふみ投信が向いている人・向いていない人

向いている人

インデックス投資を基盤としながら、成長投資枠の一部でアクティブ運用を試したい人。長期保有を前提に、応援金制度の恩恵を受けながら運用したい人。運用チームの顔が見える・運用哲学が明確なファンドを好む人。セミナー・情報発信を通じてファンドマネージャーと近い距離で投資したい人。

向いていない人

コストを最優先にしてインデックスファンド一本で資産形成したい人。短期での売買を前提にしている人。新NISAの資金をすべてインデックスファンドで運用することを決めている人。


まとめ:長期保有を前提とした成長投資枠の選択肢として評価できる

ひふみ投信の評判・実績を検証してきました。

長期実績の安定・柔軟な運用姿勢・長期保有者への応援金制度・顔の見える運用。これらはひふみ投信が長期投資家から支持される理由として納得できる要素です。

信託報酬がインデックスファンドより高い点・アクティブ運用であるため成績が変動する点は理解した上で判断することが必要です。

コアのインデックス投資を維持しながら、成長投資枠の一部でひふみ投信を試すことが、最初の合理的な一歩です。

1,000円から始められます。まず口座を開設して、少額で運用チームの投資哲学を実際に体験してみることをおすすめします。


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