「資産運用を始めたいけど、何から手をつければいいか全く分かりません」
投資未経験者から最もよく届く言葉です。
資産運用という言葉は知っている。重要だということも分かっている。しかし何から始めればいいかが分からない。情報が多すぎて何を信じればいいかも分からない。
この状態で「とりあえず誰かに相談しよう」と動く人が多い。しかし相談する前に自分で知っておくべき基本的なことがあります。
基本を知らないまま相談すると・相手の言っていることが理解できない。最適なアドバイスを受けても判断できない。自分にとって本当に必要なことが何かを伝えられない。
この記事では資産運用を始める正しい順番と・プロに相談する前に自分で把握しておくべきことを解説します。
資産運用を始める前にやること
資産運用を始める前に・まず現状を正確に把握することが最重要です。
把握すること① 収入と支出の現状
毎月いくら収入があって・いくら支出しているかを正確に把握します。
手取り月収から生活費を引いた余剰資金が・資産運用に回せる金額の上限です。この金額を把握せずに資産運用を始めると・生活費が足りなくなって投資を解約することになります。
家計アプリを使って1ヶ月間すべての支出を記録することが最初のステップです。
把握すること② 緊急資金の状況
生活費3〜6ヶ月分の現金が確保されているかを確認します。
緊急資金が確保されていない状態で投資を始めると・突発的な出費が発生した時に投資を売ることを強いられます。
緊急資金が未完成の場合は・資産運用より先に緊急資金の積み上げを優先します。
把握すること③ 負債の状況
住宅ローン・カードローン・奨学金など負債の状況を把握します。
高金利の負債(消費者金融・カードローンなど)がある場合は・資産運用より先に返済を優先することが合理的です。投資のリターンより高い金利の負債を抱えている状態で投資することは非効率です。
把握すること④ 老後の年金見込み額
ねんきん定期便またはねんきんネットで自分の年金見込み額を確認します。
老後に必要な資金=老後の生活費-年金受取額の差額が・資産運用で積み上げるべき金額の目標値になります。この目標値を把握することで・毎月いくら積み立てるべきかが明確になります。
資産運用を始める正しい順番
現状を把握した後・資産運用を始める正しい順番を示します。
順番① 緊急資金の確保(最優先)
生活費3〜6ヶ月分の現金を普通預金口座に確保します。これが投資を始める前の絶対条件です。
順番② 高金利の負債を返済する
消費者金融・カードローンなど金利が高い負債がある場合は返済を優先します。住宅ローン程度の低金利の負債は投資と並行して進めることが可能です。
順番③ 新NISAでインデックス投資を始める
緊急資金が確保できたら新NISAでインデックスファンドの積立を始めます。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)またはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を毎月一定額積み立てる設計が最もシンプルです。
順番④ iDeCoを検討する
所得税率が高い場合・老後資金として明確に分けられる場合にiDeCoを追加します。ただし60歳まで引き出せない制約があるためFIREを目指す場合はNISAを優先します。
順番⑤ その他の資産運用を検討する
上記の基本設計が確立した後に・個別株・不動産・その他の資産運用を検討します。基盤なき応用は資産形成を壊します。
資産運用の種類を理解する
資産運用にはさまざまな種類があります。それぞれの特徴を正確に理解することが重要です。
投資信託・インデックスファンド
複数の株式・債券などをまとめて購入できる金融商品です。1本買うだけで自動的に分散投資ができます。低コストのインデックスファンドは長期投資の基本として最も推奨される方法です。
株式投資
個別企業の株式を購入する方法です。大きなリターンを狙える一方・選んだ企業が倒産した場合の損失リスクがあります。投資信託・インデックス投資を基盤として確立した後にサテライトとして検討する順序が合理的です。
債券
国や企業が発行する借用証書です。株式より低リスクですが期待リターンも低い。ポートフォリオのリスク低減に活用されます。
不動産投資
土地・建物への投資です。家賃収入と資産価値の上昇が期待できますが・まとまった資金・管理コスト・空室リスクがあります。
FX・仮想通貨
為替・暗号資産への投資です。レバレッジを使った取引は利益と損失が同時に拡大します。高リスクな手段であり・基盤なき参入は退場のリスクが高い。
自分に合った資産運用を選ぶ3つの基準
資産運用の種類を理解した上で自分に合った方法を選ぶための基準を示します。
基準① 投資期間
老後資金として20〜30年運用できる場合は株式中心のインデックス投資が合理的です。5年以内に使う予定がある資金は株式への投資は避けます。
基準② リスク許容度
半分になっても売らずに持ち続けられる金額でしか投資しないことが基本です。この金額が自分のリスク許容度の範囲内です。
基準③ 目的の明確さ
老後資金・教育費・住宅購入など・資産運用の目的によって適切な手段が変わります。目的が明確なほど最適な手段を選びやすくなります。
プロに相談する価値があるタイミング
自分で基本を把握した上で・プロに相談することが有効なタイミングがあります。
複数の選択肢の組み合わせが複雑になってきた場合です。NISA・iDeCo・不動産・保険をどう組み合わせるかを自分で判断しきれない場合にプロの意見が有効です。
資産が増えてきて税務の最適化が必要になってきた場合も相談のタイミングです。資産が大きくなるほど税金の設計が重要になります。
FIREの具体的な時期・方法を精緻に設計したい場合も専門家の力を借りることが合理的です。
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自分で基本を理解した後に・プロの視点からのシミュレーションで自分の設計を確認する使い方が最も合理的です。
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資産運用を始める前のチェックリスト
資産運用を始める前に確認すべき項目をまとめます。
□ 毎月の収入・支出・余剰資金を把握している
□ 緊急資金(生活費3〜6ヶ月分)を確保している
□ 高金利の負債がない □ 年金見込み額を確認している
□ 老後に必要な資産額の目安を計算している
□ 新NISAの口座を開設している
□ 積立商品と積立額を決めている
このチェックリストのすべてにチェックが入っている状態で資産運用を始めることが理想的です。
チェックが入っていない項目がある場合は・まずその項目を完了させることが優先です。
まとめ:資産運用は順番を守って始める
資産運用を始める正しい順番をまとめます。
緊急資金の確保→高金利負債の返済→新NISAでのインデックス積立→iDeCoの検討→その他の運用の検討。この順番を守ることが長期の資産形成を安定させる基本設計です。
プロに相談する前に自分で現状を把握して・目標を明確にして・基本的な順番を理解することが重要です。
自分で基本を把握した後に・複数の運用方法を比較しながら自分に合った方向性を確認するためのサービスを活用することが合理的な流れです。


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